10月15日(土) 親子の運動イベント Family Sports Dayの様子
●目次●
①【おとなもこどもも一緒に身体を動かす機会】
②【色んな世代が触れ合う機会】
③【そこから育まれるものは?】
①【おとなもこどもも一緒に身体を動かす機会】
このFamily Sports Dayは家族が一緒に身体を動かす機会の「場」づくりとして行っています。
最近立て続けに見かけたのが公園で遊ぶ男子高校生たちの様子です。
テスト期間のようで早く学校が終わり、公園でお昼を食べていました。
食べ終わり何をするかと思えば、携帯を出してみんなでゲームをしていました。
僕が高校生の時にはまだ、ボールを必ず持っていってサッカーや、キャッチボールしたりして遊ぶ場所が公園でした。
時代が変わり、公園=ゲームをする場所になってきているような気がしています。
価値観は色々あって良いと思いますが、僕としては元気一杯身体を動かす場所であってほしいので、小さい頃から身体を動かすことを習慣にしてもらい、
「身体を動かすと気持ちいい」や「身体を動かすと心地よい」や「身体を動かすとスッキリする」
そんな風に感じてもらいたいなと考えて定期的に行っています。
②【色んな世代が触れ合う機会】
今、イベントでは、学生を巻き込んで行っています。その子たちは、僕が非常勤として仕事をさせてもらっている「船橋情報ビジネス専門学校こども学科」の学生とひょんなことから、大学の先生とつながり、そこから生まれた関係で来てくれることになった「東京女子体育大学」の学生です。
両校とも保育園や幼稚園の先生、または学校の先生を目指す学生さんたちです。
なぜ、僕がこのような取り組みを実施しているかというと、学生にとっては実習以外で現場を体験できる場所=保護者の皆さんとこどもたちとコミュニケーションをとったりできる場所として活用してもらいたいからです。
彼女らは学生生活を必死に勉強して過ごしています。その中で授業以外で現場体験をできる余裕がなかったり、課題に追われ時間がなかったりしているのが現状です。その場を作ることで、何か役に立てないかなと考え実施しています。
また、こどもたちにとっても若いお姉さんたちに囲まれてニコニコしている様子は微笑ましいですし、若い力、アイディアに助けられている部分もあります。
もちろん、学生でまだまだ、社会勉強が足りておらず、失礼に値するようなことがあるかもしれませんが、それも含めて温かく見守っていただければ幸いです。
③【そこから育まれるものは?】
このような取り組みから育まれるものとして考えていることが「思いやりの気持ち」です。
こどもたちは夢中で遊んでいますが、好きなこと、嫌なこと、楽しいこと、得意なこと、美苦手なことなど全く違います。それを観ながら対応を考える保護者。さらに、その保護者を観て接し方を考える学生や指導者側。
ただ、行われるメニューをこなすのではなく、起きたことに対して具体的に相手の様子を観て、話しかけることや、接し方(遊び方)を考えてみること=相手のことを考えた行動=思いやりや配慮する気持ちに繋がると僕は考えています。
相手のことを思う「思いやり」のようなものってこういう現場での人との繋がりからしか生まれないのかな。そう考えています。
コロナ禍で間違いなく減ってしまっていた「人と繋がる」という機会。やはりこの3年間は子どもたちの人との接し方に大きな影響を与えているなと感じます。そして、それは多感な学生たちにとっても同じことが言えると思います。子どもと関わる保護者もコロナ禍で人と会うことを制限され、どのように社会と子どもたちを繋げていいのかわからない。そんな状況が続いていたかと思います。そう考えると「人と繋がる」という機会が奪われていたのはみんな同じです。
そんな「人と繋がる機会」をぜひ体験しにきてください!次回は小学生Verを11月19日土曜日(仮)、幼児向けを11月26日土曜日(確定)で行います。多少人数制限はまだありますが、多くの方の参加をお待ちしております!