みんなで楽しめる環境とは?
【異年齢での活動】
まず、大前提としてみんなで楽しめる環境=ここでは異年齢の活動と考えています。このクラブではフットサル教室もトータルスポーツもサッカーも学年でのクラス分けはしていません。(平日の教室はそれぞれの生活時間があるので小学生と幼児は分かれていますが、年少から年長がMIX、小学1年生から小学6年生がMIXとなっています。)
サッカー教室に関しては、現在年少から小学校2年生までが一緒に活動しています。
【異年齢による違いをどうするのか?】
活動するにあたりここが1つ難しいと言われるところです。身体の大きさ、理解力など色々な場面で成長の違いは見えてきます。できること、できないことが出てきます。
そこをここでは、ルール設定やオーガナイズ(遊び環境の設定)で解決します。写真はその1例です。
このクラスは年少から2年生までが一緒にやっています。この日はお休みもあり4人でしたがウォーミングアップで「迷路」を行いました。スタートとからシンプルにゴールを目指す遊びです。この日は暑い中でしたが何回もルートを変えながら楽しんでいました。
さらにここから、「迷路の中で鬼ごっこ」や「ボールを使ってドリブル」に発展させていきます。同じ迷路でもその中での遊びを変えていくだけで何回も楽しめます。鬼ごっこは先を見ておかないと行き止まりになり捕まってしまう。ドリブルなんかは決められた範囲を止めたり、曲がったりと意外に難しいものです。
こどもたちは「ムズカシー」と言いながらも繰り返し行なっていました。頭を使いながら繰り返し行える環境にすることで判断力や技術的なこと、何回失敗してもまた行える力など様々なことがいつのまにか身につくと考えています。
うまくいかないこともありますが、こどもたちみんなが楽しめる環境づくりをやり続けたいと思います。